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春愁

桜咲く 4月初めの 少し寒い公園の

滑り台二人ならんで 夜空眺め話したあの日

月明かり君は少し紅く

照らし出されとても綺麗で

途切れ途切れの言葉 繋ぎ確めた


今もまだ 残ってる

君がくれたリングと時計

忘れないようにと

日付もメモも全部

忘れられる哀しみを

何より 嫌った君が

涙を流さぬよう 

涙を流さぬよう


花吹雪 舞い散り踊る

それは儚く美しく

僕は君がどこかに

いってしまう気がし手を繋ぐ

目を合わすとすぐに反らした

甘く噛んだ唇いとおしく

ブランコが風で揺れて軋む音が響いた

桜が散り

夏がきて

いつの間にか冬が

流れ行く年月の中

僕は何もできず


今もまだ 残ってる

君がくれたリングと時計

忘れないようにと

日付もメモも全部

春先の 雨が降る

『傘に響く雨音が好き。』

月は隠れ外灯の

灯りだけ桜照らす

繰り返す当たり前のような

日々が今日も過ぎてく

『ずっと一緒だよ。』

と言った君の涙忘れない